在宅医療を提供する医療機関の種類
在宅医療を提供する医療機関には様々なタイプがあります。
(1)在宅療養支援診療所・病院:地域において在宅医療を支える窓口として、他の病院、診療所などと連携を図り、24時間往診対応などを提供しています。
(2)強化型在宅療養支援診療所/病院:①在宅医療を担当する常勤の医師が3名以上配置。②過去1年間の緊急の往診の実績が5件以上。③過去1年間の在宅における看取りの実績が2件以上ある、以上3つの要件を満たす診療所/病院です。また医師数や実績数に応じて機能強化型のレベルが3段階に分類されています。
さらに在宅医療を提供している医療機関の中でも、外来が主軸で在宅医療を部分的に提供している場合と、在宅医療を主軸に据えている場合とがあります。医師数、患者数、看取り/緊急往診実績、ベッド数やグループ連携などは医療機関によって異なりますので、事前に確認しておくとよいでしょう。