在宅医療とは?
通院困難な患者が、病院や診療所以外のご自宅や施設等で受ける診療を在宅医療、もしくは訪問診療と呼びます。いわゆるかかりつけ医が自宅に往診するのとは異なり、医師が患者宅へ定期的に訪問して診療を行うことを言います。症状にもよりますが、原則月2回の定期診療を受けることになります。かかりつけ医との併用も可能です。
在宅や施設で介護を受けていて医療が必要となった場合や、入院していたが退院しなければならなくなり継続的な診療を必要とする場合、外来に通院していたが通院が困難になった場合に利用を検討するケースがほとんどです。病院では治療を目的とするのに対し、在宅は慢性疾患の患者のケアをすることを特に高齢者の場合は主目的とすることが多くなります。